安倍首相、原子力政策改めて陳謝 日中首脳会談実現へ意欲
福島原発ニュース
産経ニュース 2013年02月08日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130212/plc13021210590004-n1.htm
安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故について「われわれは政権与党として原子力政策を推進してきたが安全神話に陥っていた。深刻に反省しなければならない。多くの人々に大変な被害を与え、おわびしたい」と改めて陳謝した。
根本匠復興相は、東日本大震災の被災地復興に関し「市町村、地区ごとにいつ復興住宅が立ち上がるかの具体的な工程表を示したい」と語り、再建する住宅の着工・完成時期を示すと明言。首相も、仮設住宅避難者らに関し「いよいよ(元々の居住地に)移ることができると示したい」と語った。自民党の小泉進次郎氏に対する答弁。
一方、首相は中国海軍艦船によるレーダー照射に関し「どこかの段階でハイレベル、あるいは首脳間の対話が実現するよう努力したい」と述べ、日中首脳会談実現へ改めて意欲を示した。公明党の高木美智代氏の質問に答えた。
午後は日本維新の会の石原慎太郎共同代表が登壇。憲法改正や尖閣諸島の実効支配強化などについて質問する。石原氏が議員として国会で発言するのは平成7年、衆院本会議で政党や政治家を批判して議員辞職の意向を表明して以来、18年ぶりとなる。