IAEA、廃炉に向け評価作業
福島原発ニュース
毎日新聞 2013年04月15日
http://mainichi.jp/select/news/20130415k0000e040128000c.html
国際原子力機関(IAEA)の調査団が来日し15日、東京電力福島第1原発の原子炉冷却や汚染水対策など、廃炉に向けた取り組みが妥当かどうかの評価作業を始めた。17〜19日に現地調査し、22日に結果を公表する。
停電や汚染水漏れなどの相次ぐトラブルについて、調査団長のホアン・カルロス・レンティッホIAEA核燃料サイクル・廃棄物技術部長は「より突っ込んだ意見交換をしていきたい」と述べた。
調査団は15日、経済産業省資源エネルギー庁の関係者への聞き取りを始めた。政府は、廃炉完了時期の前倒しを目指し6月改定する新しい工程表に今回の調査結果を反映する。【鳥井真平】