くみ上げ新設備の設置完了 福島第1
福島原発ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130823/dst13082315230013-n1.htm
東京電力は23日、福島第1原発の敷地海側から汚染水が流出するのを防ぐため、地下水の汚染が著しい1、2号機の海側から水をくみ上げる「ウェルポイント工法」と呼ばれる新設備の設置を完了したと発表した。
真空ポンプで地下水を強制的にくみ上げるのが特徴で、東電は護岸沿いの地中(海から約22メートル)に長さ4・6メートルの鉄管を2メートル間隔で28本設置。一部は15日から稼働していたが、23日午前からは28本すべてでくみ上げを始めた。1日のくみ上げ量は計約70トンとなる。東電は3、4号機の海側にも同様の設備を設置する予定。