東日本大震災:被災者の生活支援法を勉強−−福島・市民団体
福島原発ニュース
毎日新聞 2012年08月31日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120831ddlk07040069000c.html
被災者の生活支援に関する法律を学び、意見や考えを反映させようと、福島市の母親を中心に活動する「happy smile ふくしま(ふくしまママの会)」などが30日、市内で「原発事故子ども・被災者支援法」の勉強会を開いた。
市内で子を持つ母親ら約40人が参加。国際環境NGOのスタッフや市議らが、原発事故で被災した子どもらの生活を支援する同法について説明した。参加者からは、甲状腺検査の半年に1回の実施▽全市民への線量計の配布▽これから出産する人への支援の充実−−などを求める意見が出た。これらの意見をまとめ、今後、国に要望書として提出する。
同市御山の自営業、西坂尚子さん(44)は「自分の意見をさまざまな立場の人に聞いてもらえて良かった。考えが一方向になりがちなので、いろんな意見を聞いて広い視野を持ちたい」と話した。今後も定期開催する。問い合わせは、同会事務局090・5187・6935。【長田舞子】