大熊町、空間線量ほぼ半減 23年9月の初回比
福島原発ニュース
福島民報 2013年11月10日
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/11/post_8577.html大熊町は9日までに、町内167カ所の空間放射線量を独自に調査した結果をまとめ、公表した。町は平成23年9月に行った最初の測定に比べ、平均5割ほど線量が低減したとみている。
調査は9月24、25の両日行った。最も線量が高かったのは夫沢字中央台の民家入り口で毎時54・60マイクロシーベルト。この地点は平成23年9月に測定した際、103・66マイクロシーベルトで、約52%低減した。今年3月の前回調査で50マイクロシーベルト以上の地点は2カ所だったが、今回はこの民家入り口1カ所だけになった。最小値は野上字旭ケ丘の川内村境で0・43マイクロシーベルト。
測定は半年ごとに行っており、今回で5回目。町中心部は500メートル四方、山間部は1キロ四方ごとに分け、地上1メートルの高さで3地点を測定、平均値を出した。
結果は町のホームページで公表している。