環境相 “廃炉作業に全力を”
福島原発ニュース
石原環境大臣は17日、東京電力福島第一原子力発電所を視察し、廃炉に向けての作業が一日も早く終わるよう、政府として全力で取り組んでいく考えを示しました。
石原環境大臣は17日午後、就任後初めて東京電力福島第一原子力発電所を視察しました。
まずはじめに、石原大臣は廃炉に向けての作業に当たっている作業員などおよそ150人を前に、「事故以来、皆さんの大変な尽力は多くの国民が理解している。できるかぎり短い期間で廃炉を目指したいので、政府としても協力していきたい」と激励しました。
石原大臣はこのあと、水素爆発を起こした4号機の原子炉建屋の中に入り、東京電力側から使用済み核燃料の取り出しに向けた準備作業や、建屋が傾いていないことを定期的な点検によって確認していることなどについて説明を受けていました。
視察を終えた石原環境大臣は記者団に対し、「原発の廃炉に向けた作業は大変な作業であり、これまで以上に順調に進むよう、政府を挙げてやっていかなければならない」と述べ、廃炉作業が一日も早く終わるよう、政府として全力で取り組んでいく考えを示しました。
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130118/k10014876101000.html