「秋篠宮ご夫妻」来県 県民を激励、復興へ進む姿視察
福島原発ニュース
福島民友 2015年3月28日
秋篠宮ご夫妻は17日、再生可能エネルギー研究や復興状況視察のため来県され、郡山市の産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所や須賀川市のJAすかがわ岩瀬ファーマーズマーケット「はたけんぼ」、修復工事が進む白河市の白河小峰城を訪れ、復興へ向かう県民らを激励された。
再生エネ研究所では、大和田野芳郎所長から約2500枚の太陽光パネルや高さ58メートルの風車などの説明を受けた。地元企業や大学との共同研究に興味を示され、秋篠宮さまは「新たな技術を担う若者の将来に期待します」と関係者を激励されたという。はたけんぼでは、須賀川市特産のキュウリやトマト、コメなどの販売風景を視察。市民らに声を掛けながら交流された。同市の橋本奈々さん(8)=西袋一小2年、大司君(7)=同1年=姉弟は紀子さまに「いつも元気でいてくださいね」と声を掛けられたといい、感激した様子だった。小峰城では、東日本大震災で被災し、改修が行われている石垣などを確認した。
(2015年6月18日 福島民友ニュース)