内部被ばく検査 3月受診者全員、線量1ミリシーベルト未満
福島原発ニュース
毎日新聞 2012年5月2日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120502ddlk07040199000c.html
県が子どもや妊婦を中心に行っているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査で、3月は受診者8905人全員が預託実効線量1ミリシーベルト未満だった。預託実効線量は、体内で計測された放射性物質から生涯にわたり受ける内部被ばくの累積量を推計した値。
3月は相双地区のほか、伊達、いわき、福島市など15市町村の住民が受けた。今回は日常の食事などから健康に影響が出るような内部被ばくをしている人は見つからなかった。
昨年6月以降、計3万1622人が同検査を受け、2人が3ミリシーベルト、10人が2ミリシーベルト、14人が1ミリシーベルトを計測した。【乾達】