「母子避難」26日から高速無料 二重生活の負担軽減
福島原発ニュース
産経ニュース 2013年4月12日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130412/dst13041210120002-n1.htm
国土交通省は12日、東京電力福島第1原発事故の影響で自主的に避難している人のうち、子供と母親が父親と離れて暮らす「母子避難」世帯などを対象にした高速道路の無料化を26日午前0時から開始すると発表した。地元と避難先の二重生活を強いられている家族に、交通費の負担を減らして一緒に過ごす機会を増やしてもらう狙いで、期限は来年3月末まで。
対象は、0歳から25年度に18歳になる子供がいる世帯で、母子避難のほか(1)子供と父親が母親と離れて暮らす(2)子供が両親と離れて暮らす(3)妊婦が夫と離れて暮らす-ケースも含む。
25年度予算の成立後に実施する予定だったが、大型連休前の実施を求める声が強く、開始時期を前倒しする。
原発事故で福島県の浜通り、中通りの両地域や宮城県丸森町の計34市町村から自主避難していることが条件。証明書の申請は15日から受け付ける。