原発事故 山形への避難者向けに相談窓口 福島市、あす開設
福島原発ニュース
毎日新聞 2012年2月15日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120215ddlk07040107000c.html
福島市は14日、福島第1原発事故で山形県内に自主避難している市民向けに相談窓口を開設すると発表した。情報格差が生まれがちな県外避難者が行政サービスや放射線などに関する情報を受けやすいように配慮した。
相談は、山形市落合町1の市総合スポーツセンターと、米沢市八幡原5の万世コミュニティセンターに設置した支援センターで行う。毎週木曜午前10時~午後4時、初回は16日に山形市であり、その後は両市で交互に開く。
市は職員2人を派遣。医療助成などの手続きや除染の進行状況、子ども向けの市の事業の情報などを提供する。市内からの県外避難者は、半数以上の約5000人が山形県に避難しているとみられる。
また、市は21日以降、毎週火曜の午後1~4時、市環境課放射線モニタリングセンターで、東北大工学研究科の石井慶造教授による放射線についての相談会を開く。1日5件まで。
予約は、市放射線総合対策課024・535・1136。【深津誠】