北核実験・放射性物質を警戒、空自機が調査飛行
福島原発ニュース
読売新聞 2013年2月13日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130213-OYS1T00267.htm
北朝鮮による核実験を受け、防衛省などは実験による放射性物質の漏えいなどがないか、ただちに調査を開始した。環境省によると、13日午前0時現在、国内で実験の影響とみられる放射線量の上昇はなく、過去2回の核実験の際も国内での検出はなかった。専門家は「日本への影響は考えにくい」と話している。
「日本にとっても世界にとっても緊張が増える日になった」。小野寺防衛相は12日夕、防衛省を訪問した米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官に懸念を伝えた。
現場の部隊では、大気中のちりを集めるためのT4練習機が12日午後3時35~45分頃にかけ、空自築城基地(福岡県)など3基地から3機が飛び立ち、日本海や本州の上空で、収集作業を開始した。飛び立ったT4は、機体下部に集じんポッドが取り付けてあり、内部のフィルターにちりを付着させて採取するという。